住宅ローンは慎重に組むことが大事

伊丹市は2010年の段階で20万人近くの人が住んでいる、非常に栄えた都市です。

その名の通り伊丹空港(厳密には滑走路のみが伊丹市にあり、空港ターミナルや事務所はお隣の大阪府豊中市にあります)のある街として知られていますが、場所としても大阪の都心部に近いことで人気があります。

そのため住宅も多く建てられていますが、住宅を購入したり建てたりする場合は、他の自治体と同じく住宅ローンを組むことがほとんどです。

住宅ローンを組む場合には、どのぐらいの返済額にするか迷うところですが、賃貸住宅を借りていた人が住宅ローンを組むのであれば、家賃より安い支払いにするべきです。

毎月の家賃が8万円だとすれば、そのまま毎月のローンの支払い額を8万円にしてしまうと大変なことになるからです。

自分で住宅を持つということは、備品や設備などが壊れた場合は自分たちで修理することになるわけです。

住宅の設備などは比較的高いものが多いです。

住宅ローンから自己破産へ

住宅の設備を新しくしたり毎年の固定資産税を払ったりしていれば、給料が上がらない限りはローンの支払いが厳しくなっていきます。

ローンの支払いが厳しくなれば、次第にローンの返済ができなくなる場合もあるでしょう。

この時には、住宅ローンの支払いができず自己破産をしてしまう可能性もあります。

住宅ローンは、一回滞納しただけでは直ちに自己破産にはなりませんが、何回も滞納すると住宅が差し押さえられてしまいます。

この時に自己破産をするようにすれば、全財産を失わずに済みます。

ただし、いくら自己破産をしたからと言って、住宅は強制的に売却されてしまいます。

それでも自己破産という制度を利用することで、最低限の財産は守ることができます。

それだけでなく、債権者に対しても住宅を売ったお金で返済をすることができるのは間違いありません。

自己破産の流れについて

自己破産をする場合には、同時廃止と少額管財があります。

同時廃止とは、破産の申請と同時に破産が決定するものです。

これは財産がない場合に打倒します。

もう少し具体的な数字をいえば、20万円以上の財産がない場合には破産管財人を用意することがないため、破産の申請と同時に破産が決定するのです。

裏を返せば破産管財人がいる場合は、その人に任せて財産を処理していくため時間がかかってしまいます。

つまり破産の申し立てをしたところですぐに破産が決定するわけではありません。

いろいろな処理をしなくてはならないのです。

住宅がある場合には、間違いなく破産管財人が間に入ります。

住宅が20万円以下の価値しかないということはまずあり得ないからです。

管財人がいる場合は破産決定までに4カ月から6か月ほどかかるでしょう。