西宮市で自己破産をする場合

兵庫県西宮市は、兵庫県の流れも人口の多い街として知られています。

兵庫県全体の流れも3番目に多い48万人が暮らしている街になります。

世帯数も多く、もともと西宮市は大阪と神戸の間にある街ですので、どちらにも通勤をするのに便利です。

昭和の終わりごろから平成にかけてはベッドタウンとして発展してきたという経緯があります。

まだ景気のよかったころですので、大きな家がたくさん建てられている地域も多く存在し、現在でも大きな家屋敷がたくさん立ち並んでいる地域もあるほどです。

このように、西宮市には様々な特徴がありますが、景気の悪化に伴い、自己破産を選択される人も少なくありません。

自己破産とは、債務者がお金を払えなくなった時にとる法的手続きのことです。

自己破産と差し押さえについて

自己破産することがほぼ決まってしまった場合には、基本的に生活必需品となるもの以外で所有しているものは差し押さえられてしまいます。

差し押さえされると使うことができなくなり、自己破産が正式的に決定すると差し押さえられたものは、すべて没収されてしまいます。

その一つが持ち家です。

どれだけ大きな家を持っていても、家を差し押さえられ、その家を出て行かなければならないのです。

強制的に追い出されますので、退去の期限までに新しいを探さなければなりません。

退去しなければ強制執行という形で追い出されてしまいます。

車などにも差し押さえは及びます。

高級外車を持っていたとしてもその車に乗ることはできません。

これらの没収されたものに関しては、等しく債権者に分けるという決まりになっています。

債権者保護の観点からも重要なこととなります。

相続にはどのような影響があるか

では、自己破産は相続にどのような影響があるでしょうか。

日本において財産を相続をする場合、すべてを相続する場合と一部のみ相続する場合、そしてすべてを放棄するという三つのパターンがあります。

例えば父親が自己破産をしてしまった場合、その父親が亡くなると、子供に相続することになりますが、破産した事実自体は相続されることありません。

では逆のパターンはどうでしょうか。

父親が生きている時に子供が自己破産した場合、それから後に父親が亡くなった時には、父親の財産を受け継ぐことができるかどうかが問題になります。

結論から言えば、破産をした子供にも相続をすることは可能です。

ただし、遺産目当てに遺言書を無理やり書かせたり遺言書を抹消したりした場合には、欠格事由に当たり相続することはできません。

西宮市でこのような問題にお悩みの方がいらっしゃいましたら、どうぞ私どもEPS司法書士事務所にご相談ください。

西宮市も当事務所の対応エリアですので、お気軽にお尋ねください。