宝塚市で破産手続きをする場合

破産手続きをする場合には、どのような手順で行ったらよいのでしょうか。

例えば宝塚市にお住まいの方が、住宅を購入して住宅ローンを組んでみたけども、途中で住宅ローンが支払えなくなることがある、という事例があったとしましょう。

この場合には、滞納をしたのち、差し押さえを受けてしまいます。

安定した収入があり確実に返済をすることができるのであれば、破産する必要はございませんが、そうでなければ破産手続きを取った方がよいでしょう。

宝塚市で破産手続きを行う場合には、まずは司法書士をはじめとする専門家にご相談ください。

司法書士事務所は宝塚市の内外を問わずいくつもありますが、口コミや評判などでお探しいただく、というのもひとつの選択手段です。

最近の司法書士や弁護士といった専門家は、敷居が高いというイメージを払しょくするために、相談を無料で行っているところが多くございます。

破産手続きには2種類ある

自己破産の手続きを進める場合、まずは司法書士や弁護士といった専門家にご依頼いただき、手続きを進めていく必要がございます。

破産手続きには大きく分けて2種類あります。

一つが同時廃止と呼ばれるものです。

これは破産手続きを開始したと同時に、破産手続きが廃止されることです。

例えば一戸建て住宅などの財産や車などを持っていれば、管財人がそれぞれの価値を評価していき売却をしますが、20万円未満の財産しかない場合には、手続きと同時に廃止手続きも行います。

つまり処分できるものがなかったと考えればよいでしょう。

実際にはこの手続きを経るまで、3カ月から4カ月ほどの時間がかかると考えておけば間違いありません。

これだけ時間がかかるのは法定利息の引き直し計算に時間がかかるからです。

この過程の中で業者に対して取引き履歴の開示をし、それが受任されるまでに時間がかかるのです。

少額管財について知っておこう

もし、20万円以上の財産があれば、同時廃止はせずに少額管財というものになります。

これは、処分できる財産があるとみなされ、破産管財人が用意されます。

破産管財人は、手続きを行い適切な処分を行ってきます。

もし管財人が選ばれて処分する財産がなければ、そのまま手続きは廃止になります。

つまりそこで処分できるものはなかったということになり、手続きが終了するというわけです。

これを異時廃止といいます。

しっかりとした財産があれば、およそ6か月から7カ月程度で済破産手続きが終了します。

このように時間がかかるのは利息の引き直しによる開示請求をするだけではなく、実際に財産の処分をするのにそれだけの時間がかかるのです。

いずれにしても、手続きが完了すれば、破産手続きは終了ということになります。

宝塚で破産手続きをお考えの際は、EPS司法書士事務所までご相談下さい。