多重債務の状態なら自己破産の可能性も

消費者金融やクレジット会社からの借り入れが膨らみ、多重債務の状況に陥ってしまった場合には、早急に債務整理の手続きを行う必要があります。

債務整理手続きには『個人再生』・『任意整理』・『過払い請求』など様々な種類がありますが、完全に借金返済の目途が立たなくなってしまった場合には借金を支払わない方向の手続き『自己破産』を行うことになります。

この自己破産は法的に借金を免除してもらうための手続きであり、破産と免責の二つの手続きから構成されています。

破産宣告を経て、最終的に免責の許可が下りなければ借金は消滅しません。

住所地を管轄する地方裁判所で申し立てを行いますので、例えば西宮市に住民票がある場合には、西宮市を管轄する地方裁判所において手続きが進められることとなります。

自己破産申し立てには多くの書類が必要です

自己破産の申し立てを行う際には、申立書（破産申立書と免責許可申請書が一緒になっています）と各種添付書類を提出する必要があります。

添付書類としては住民票をはじめとして、所得を確認するための書類（所得証明書や給与証明書、公的扶助証明書など）、
そして資産を確認するための書類（預貯金通帳の写し、資産証明書、車検証、加入している生命保険の証書並びに解約返戻金証明書など）があります。

これらの書類は、破産手続きを行う際に、実際に破産の状況か否か、あるいは処分可能な資産の有無を確認するための書類です。

もしも処分可能な資産を所有している場合には、管財事件となります。

管財事件となった場合には、管財人（司法書士のような専門家が就任）が就き、処分可能な財産を換価して債権者に分配する手続きを経ることになるのです。

西宮での自己破産の相談は西宮の司法書士へ

もし自己破産の申し立てを行うならば、私どものような司法書士をはじめとする法律の専門家にご相談されることをお勧め致します。

専門家にご相談いただくことによって、実際に自分が自己破産を行わなければならない状況にあるのか否かということや、破産手続きの流れを知ることが可能です。

申し立て手続きは自分で行うことも可能ですが、難しいと感じたり、換価可能な資産を所有したりしているような場合には司法書士にご依頼いただく方が得策です。

そしてご依頼される専門家は近辺、もしくは多少離れていても対応エリア内に事務所を構えているところをお選びいただくのが最善です。

西宮で自己破産を行うのであれば、お隣の尼崎市に事務所を構えている私どもEPS司法書士事務所にご相談くださいませ。

これはアクセスやご相談のしやすさもございますが、各裁判所によって手続きの流れが若干異なる場合があり、裁判所の管轄内に事務所を構えている司法書士であれば手続きの流れを心得ている、という点でも強みがあるからです。